名稱:プチラウネ(小娜溫 ─ Tiny Alraune)/アルラウネ(愛娜溫 ─ Alraune)
種族:妖精 屬性:風 系列:乙女 113:プチラウネ
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お帰りなさいませ、ご主人様。お風呂にしますか、ご飯にしますか、それとも、ううん、なんでもないです。ご主人の帰りを待ちわびていた水の妖精プチメイド。尽くし、喜ばれることこそ、彼女の幸せ。黒いメイド服に純白のエプロン、頭に乗せたカチューシャ、清らかなる容姿とその心はご主人へ身も心も捧げた証。 114:アルラウネ
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迷い込んだ森の中、抜け出せない迷路。心静かに、聞き耳を立てる。聞こえてくるのは草木や花々の声、届けられたその声は少女を出口へと誘う。迷いの森の出口に辿り着く頃には新しい姿で、アルラウネとして出て行けるように。緑に包まれた世界、僅かに差し込む木漏れ日は、少女を少し大人へと育ませた。 446:森乙女アルラウネ
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身に纏いし穏やかな風が、刃となり森乙女の命を狙った。間一髪で危機を退けるも、目の前にはガスマスクをした一人の悪魔が。なぜ、私を。そう、彼女達死刑執行人学園の生徒には、罪人以外に手出しをしてはならない決まりがあった。シュコーシュコー、ガスマスクから僅かに零れた言葉、妖精達は皆、罪人なの、と。 緑帝樓閣ゲンブ #乙女の晝下がり
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吹きつける風が少し冷たく、だけど心地より昼下がり。緑帝楼閣の一角、緑色のコートに袖を通した乙女の昼下がりは優しい緑の香りがした。摘んだばかりの四つ葉に、審判の訪れを、阻止できるようにと、ただそれだけを願っていた。 ─
1)アルラウネ為風茄(曼德拉草)的別稱。
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