名稱:シュルル/バジリスク(巴西利斯克 ─ Basilisk)
種族:獸 屬性:無 系列:魔界獸 131:シュルル
『』
止むことを忘れ、いつまでも降り積もる雪、溶けることのない、白銀の世界。くねらせた長い体、遊ばせた舌先、悪戯に噛み付く牙、流れ出す毒は死への誘い。無の鱗を持った蛇、シュルルは待っていた。訪れない春を、行方をくらませた白の王女の帰りを。雪に埋もれた空白の時を動かす、新たな女王が産まれる日を。 132:バジリスク
『』
満月の夜、降り続けた雪は止む事を思い出した。思い出させたのは没落した女王、そして帰ってきた白の王女。無の蛇、バジリスクは王女の軌跡を辿る。半分に持ちあげた体が撒き散らかせた毒と、既に撒き散らかされていた毒は混ざり合い、苦難の道を苦しみの道へと変えた。もう誰にも、その道を辿らせないようにと。 ─
1)バジリスク又叫蛇怪或者翼蜥,在希臘和歐洲的傳說裡,是所有蛇類之王,並且能以眼神致人於死。
|