名稱:エレン・イェーガー(艾連‧葉卡 — Eren Yeager)
種族:火 屬性:人類 404:エレン
『』
訓練兵団を卒業したエレンは、トロスト区に突如出現した超大型巨人との交戦で初陣を迎えた。後に、その身を調査兵団特別作戦班へと託された彼は、旧調査兵団本部の近くで発見された奇妙な扉の調査へ、手厳しい兵長と共に向かう。壁外へと続くと思われた扉の奥、二人の眼前には無数の巨人の群れが迫っていた。 405:エレン・イェーガー
『』
どれだけの巨人を葬っただろう。奴らが扉をくぐり抜ければ、人類は終わる。無数の扉から溢れ出す、無数の絶望に、空を駆ける為の翼は折れ、突き立てる刃は砕けた。それでも、彼は決して戦うことを止めない。エレン・イェーガーは恐怖を噛み殺し、更に殺意を燃やす。奴らを、この世から一匹残らず、駆逐する為に。 |
名稱:ミカサ・アッカーマン(米卡莎‧阿卡曼 — Mikasa Ackerman)
種族:水 屬性:人類 406:ミカサ
『』
幼い頃から共に過ごしてきた幼馴染の少年を、彼を守ることこそが、自分の生きがいと考えるミカサ。少年の側に居ることを望む彼女も又、訓練兵団を卒業し、調査兵団への入団を志願した。それから数日後、彼女はある扉の調査へと向かうこととなる。守るべき少年が調査に入ったまま、戻らなくなった扉の奥へと。 407:ミカサ・アッカーマン
『』
幼馴染を追いかけて、扉をくぐり抜けたミカサ・アッカーマン。扉の先に待ち受けていた無数とも思える巨人の群れの中、懸命に抗う大切な幼馴染の姿。残酷な運命の中、今にも飲み込まれてしまいそうな少年の名を叫ぶ。彼女の願いは唯一つ。彼と共に、無事に家へと帰ること。絶望が広がる空へと、彼女は駆け出した。 |
名稱:アルミン・アルレルト(阿爾敏‧亞魯雷特 — Armin Arlert)
種族:風 屬性:人類 408:アルミン
『』
幼い頃から外の世界へと憧れ続けてきたアルミン。彼も又、訓練兵団を卒業し、自ら調査兵団へと入団した。ある日に命ぜられたのは、幼馴染の少年が向かったとされる扉の調査。仲間の危機を案ずる思いと共に、その扉は彼の好奇心を昂ぶらせる。だけど、その扉の先で彼を待っていたのは、希望では無く、絶望だった。 409:アルミン・アルレルト
『』
巨人を退け、何百もの扉をくぐり抜けていく調査兵団。それでも出口は見付からない。積み重なる疲労に、誰もが崩れそうになった時、アルミン・アルレルトが感じた違和感。今まで町を襲ってきた巨人と、たった今、目の前に居る巨人との相違点。彼は、この悪夢のような状況の突破に繋がる、一つの仮説に辿り着いた。 |
名稱:クリスタ・レンズ(克里斯塔‧連茲 — Krista Lenz)
種族:光 屬性:人類 410:クリスタ
『』
同期達と共に訓練兵団を卒業した後、調査兵団への入団を志願したクリスタ。彼女は誰かの役に立ちたいと願っていた。だからこそ、同期が遭難したと聞いた時、扉の調査へと、迷うことはなかった。だけど、彼女は何も知らなかった。その扉の中で起こる出来事は、彼女の持つ知識では到底理解出来ないということを。 411:クリスタ・レンズ
『』
扉の奥に広がる圧倒的な絶望が、迷い込んだ兵士達を飲み込んでいく。それでも、前へ、前へと進む一人の少年。その姿は頼もしく、また死に急いでいるようにも見えた。クリスタ・レンズは力の限り叫ぶ。誰も死んで欲しくない。誰かに必要とされ、誰かの役に立ちたい。その結果、自らの犠牲さえも、構わなかった。 |
名稱:リヴァイ(里維 — Levi)
種族:闇 屬性:人類 412:リヴァイ
『』
先の戦闘の結果、審議にかけられることとなった訓練兵卒の少年を、リヴァイは自らの管理下へと置いた。旧調査兵団本部での待機を続ける間、興味を持ったのは、拠点付近で部下が発見した奇妙な扉。その扉が壁外へと続いているのであれば、今後の作戦に有利となる。彼は少年を引き連れ、扉の奥へと調査に赴いた。 413:リヴァイ兵長
『』
押し寄せる無数の巨人を前に、思い知る人間の限界。ガスの残りも後僅か。まるで悪夢の様な光景に、笑いさえ込み上げる。だけど、若い兵士達を死なせるわけにはいかない。誰よりも多く、誰よりも早く、巨人を殺す。あの日誓った約束を果たす為に。リヴァイ兵長は、誰よりも高く飛び上がり、悪夢を切り裂いていく。 1321:人類最強の戦士:リヴァイ『』
合流した団長の号令と共に、再び駆け出した若い兵士達。そんな彼等を追い越す様に、宙に舞ったリヴァイ。迫る無数の巨人を、高速で斬り、薙ぎ、屠っていく。彼に続く若い兵士達もまた、負けじと抗い続けた。這いずり回る巨人の背を踏み越え、人類最強の男は更に高く跳び上がった。さあ、こいつで最後の一匹だ。 |
名稱:サシャ・ブラウス(莎夏‧布勞斯 — Sasha Blouse)
種族:無 屬性:人類 414:サシャ
『』
蒸かした芋、焼きたてのパン、脂の乗った肉、食料を両手いっぱいに抱え、悦に浸るサシャ。訓練兵団を卒業し、大きな不安を抱きながらも調査兵団へと入団した彼女は、食べることでその生を感じていた。そんな彼女を現実へと引き戻すのは、上官からの指令。彼女は渋々、同期が遭難したとされる扉への調査に赴いた。 415:サシャ・ブラウス
『』
同期の少年が向かった先。扉の中、周囲に食料は見当たらず、代わりに彼女を待ち受けていたのは圧倒的な数で迫り来る絶望。もし、ここで死んだら。サシャ・ブラウスは、この先巡り会うはずだった数多の食へと思いを馳せる。まだ、死ぬことは出来ない。隠し持っていた肉を頬張りながら、再び生へと喰らいついた。 |
名稱:エルヴィン・スミス(艾爾文·史密夫 — Erwin Smith)
種族:風 屬性:人類 1315:エルヴィン『』
トロスト区奪還作戦を、その力で成功に導いた少年。その彼が、とある扉の調査に向かったまま消息不明だという。報せを受けたエルヴィンは、僅かな戦力の中から、少年の同期である若い兵士達を捜索隊として先行させる。兵士長が共に居て何故。拭い切れない不安を胸に、団長自らもまた、扉の奥へと足を踏み入れる。 1316:エルヴィン・スミス『』
開かれた扉の中、無数の巨人が闊歩する光景が目の前に広がっていた。辛うじて合流出来た兵士長や少年達は、既に満身創痍。絶望に包まれる一団だったが、それでもエルヴィン・スミスの瞳には、進むべき道が視えていた。自らの心をも鼓舞する様に、兵士達に号令を掛ける。生きて帰ること。それだけを目指し、前へ。 |
名稱:ハンジ・ゾエ(漢吉·佐耶 — Hange Zoë)
種族:無 屬性:人類 1317:ハンジ『』
調査兵団に所属する分隊長であるハンジは、巨人達の生体調査に異常な程の執念を燃やしている。その情熱は時に、他人の目からは変人に映ることもあった。だけどそれは、全て人類の自由のために。だからこそ、扉へと向かう団長に同行を命じられた時、改めて巨人捕獲の重要性を団長に訴えた。そして今、扉の奥へと。 1318:ハンジ・ゾエ『』
扉の先の光景に、ハンジ・ゾエは絶望と喜びを隠せずにいた。これだけ巨人がいれば、思う存分実験が出来る。ただそれは、生きて帰れればの話。あの兵士長でさえも、既に倒れる寸前だった。喜びよりも、絶望が心を支配し始めた時、団長が声を上げる。その号令を背に、兵士達は最後まで抗うことを誓い、駆け出した。 |