名稱:ナツ(納茲 ─ Natsu)
種族:人類 屬性:火 303:ナツ
『』
私がもっと強かったら、私でもみんなの力になれたら、ううん、私でも力になれるんだ、私がみんなを守るんだ、私がパパを守るんだ。傷ついた仲間達を前に聖銃士へと目覚めるガウェイン。小さな体で大きな【ガラティン:リボルブ】を振り回すその姿はもう、少女ではなく、大切な人を守るひとりの女性の姿だった。 304:火の滅竜魔導士ナツ
『』
熱気で揺らぐ視界、ぶつかり合う異界の炎と自らの炎、周囲の温度は灼熱を超えた。無数に連なる扉の先から押し寄せたのは、無数に連なった敵意。火の滅竜魔導士ナツが上げる、竜が如き雄叫び。背中には愛すべき仲間達。今はもう、立ち止まっている時間は無い、仲間達と共に、アースランドへと帰るまでは。 |
名稱:グレイ(格雷 ─ Gray)
種族:人類 屬性:水 305:グレイ
『』
久々のクエストに、真っ先に飛び出そうとするグレイ。そんな彼を呼び止める声、いいから早く服を着ろ。急いで服を着た彼の前に、天竜の異名を持つ少女が立ち塞がる。少女は今にも泣き出しそうな顔で、扉へと向かった仲間の危機を訴える。そして、少女と共に仲間の後を追った彼もまた、不思議な扉の中へと消えた。 306:氷の造形魔導士グレイ
『』
氷の造形魔導士グレイが蹴り破ったのは、熱で歪んだ連なる幾つもの扉。飛び込んだ扉の先に浮かぶ景色、それは仲間達を襲う禍々しい炎。咄嗟に作り出した氷の盾も徐々に溶け始めた時、遅れて飛び込んできた仲間が放った炎が、全てを吹き飛ばした。紅蓮に照らされた仲間達の表情には、安堵の色が浮かんでいた。 |
名稱:ウェンディ(溫蒂 ─ Wendy)
種族:人類 屬性:風 307:ウェンディ『』
パートナーの猫が告げた不吉な予知。ウェンディは氷を操る仲間と共に、不思議な扉へと急いだ。辿り着いた扉の先に広がる奇妙な光景、それは元居た世界と似て非なるもの。見慣れた仲間達の姿となり襲い来る敵に傷付きながらも、更に扉の先へと進んで行く。この世界に漂う、黒く、重い空気を振り払いながら。 308:天空の滅竜魔導士ウェンディ『』
もう何日も同じ場所を歩き続けている気がしていた。そんな時、ふと現れた黄金色が溢れた扉、その先に待っていたのは仲間との再会。安堵の涙を溢す彼女に、再会したばかりの星霊魔導士は告げる。この世界の脆さ、自分達が存在してしまう危うさ。天空の滅竜魔導士ウェンディは不吉な予知を変える為、次の扉へと。 |
名稱:ルーシィ(溫蒂 ─ Lucy)
種族:人類 屬性:光 309:ルーシィ『』
クエストに同行した仲間が破壊した建物の修理代で、報酬の殆どを失ってしまったルーシィ。肩を落とし、ふらついた足取りで掲示板へと向かい、その中で一番報酬額の高い依頼に飛びついた。彼女が向かったのは、不思議な扉の調査依頼、それが超高難度クエストだったことに気付いた時、既に彼女は扉の中だった。 310:星霊魔導士ルーシィ『』
星霊魔導士ルーシィが迷い込んだのは、幾つもの扉が連なった世界。思い当たったのは、昔読んだ本に記されていた、元の世界と良く似た、けれど異なる世界の存在。重なり合った世界は、扉を介して繋がる。けれど世界の繋がりは、脆く、危うい。一刻も早く、戻らなければ。彼女は束ねた鍵に願いを込め、走り出した。 |
名稱:ミラジェーン(米拉珍 ─ Mirajane)
種族:人類 屬性:闇 311:ミラジェーン『』
愛する妹と、仲間達の後を追い、ギルドの看板娘もまた、不思議な扉の先へと。妹を、仲間達を守りたい。だけど、彼女は自分自身の力を恐れ、そして遠ざけていた。抱えたジレンマ、そんな彼女の前に立ち塞がる、幾つもの扉。ミラジェーンが自分の力の意味を再認識する度に、扉が一つ、また一つと開いていく。 312:ミラジェーン:サタンソウル『』
開かれた扉の先、探していた仲間達の傷ついた姿を前に、ミラジェーンが解放したのは、抑えていたサタンソウル。それは遠ざけていた、強大な力。この力は何かを壊す為でも、傷つける為でも無く、大切な仲間を、家族を守る為の力なんだと、そのことに改めて気付いた魔人の前に、もはや、敵の存在は許されなかった。 |
名稱:ガジル(戈吉爾 ─ Gajeel)
種族:人類 屬性:無 313:ガジル『』
アイツには負けられない、鉄の闘争心がガジルを駆り立てる。黒豹が如く走る、その視線の先に捉えたサラマンダーの後ろ姿。ギヒ、と、勝利の笑みを浮かべた。だけど、扉の前に辿り着いた時には、既に見当たらないサラマンダー。不審に思った彼が、その扉に手をかけた時、彼の姿もまた、この世界から消え去った。 314:鉄の滅竜魔導士ガジル『』
幾つもの連なった扉、果ての見えない回廊、次第に磨り減っていく闘志、そんな彼を嘲笑うかの様に、扉に映し出された映像。そこには、ギルドの仲間達の傷ついた姿が。再び研ぎ澄まされていく鉄の意志、考えるよりも先に、駆け出していた。鉄の滅竜魔導士ガジルは、この世界に轟かんばかりの雄叫びをあげた。 |
名稱:エルザ(艾爾莎 ─ Erza)
種族:人類 屬性:無 315:エルザ『』
行方不明となった仲間達の報せを聞き、無我夢中で駆け出したエルザ。飛翔の鎧が生み出す速度でさえも、逸る気持ちには歯痒かった。件の扉を見つけ、迷わずその身を投じる彼女に、連なった幾つもの扉が襲いかかる。刻一刻と姿を変える世界、途切れない猛襲、重くなった足を気に留めず、ただ仲間達の元へと急いだ。 316:エルザ:聖扉の鎧『』
幾つもの扉を走り抜けたエルザ、度重なる戦闘は、傷を癒やす暇さえ与えなかった。それでも、仲間達への想いが、彼女を未来へと突き動かす。そして、そんな想いが産み出した一つの奇跡、聖なる扉<ディバインゲート>が開かれたこの世界で、妖精女王<ティターニア>は【聖扉の鎧】を纏い、仲間達を導く光となる。 1)聖扉之鎧為DG原創鎧甲。
|
名稱:ユキノ(雪乃 — Yukino)
種族:光 屬性:人類 611:ユキノ『』
ギルド・剣咬の虎<セイバートゥース>に属するユキノは、窓辺から空を眺めていた。生き別れた姉も、この星空を見ているだろうか。物思いに耽る彼女の目の前を、ふと光が横切る。後を追う様に森の奥へと向かう彼女の目の前で、光は不思議な扉の中へと消えていった。携えた鍵を握りしめ、彼女もまた扉の中へと。 612:星霊魔導士ユキノ『』
光に導かれる様に、扉の世界へと足を踏み入れた星霊魔導士ユキノ。振り返ると来た道は既に無く、出口を探して彷徨い歩く。無数とも思える扉を前に途方に暮れる彼女は、所属するギルドの名に恥じぬ様にと、自らを鼓舞する。やがて辿り着いた一つの扉。隙間から漏れ出す光は、星霊の放つ輝きにとても良く似ていた。 |
名稱:カグラ(神樂 — Kagura)
種族:無 屬性:人類 613:カグラ『』
ギルド・人魚の踵<マーメイドヒール>に届いた、不思議な扉の調査依頼。大魔闘演武前の肩慣らしに丁度良いと、カグラは扉へと向かう。だけど、辿り着いた扉は何の変哲も無い扉。肩透かしを食ったなと、踵を返す彼女。その背後で、扉は音も無く開いていく。目の前の獲物を、深い闇の底へと引き摺り込む為に。 614:人魚の踵:カグラ『』
迷い込んだ世界。無数の扉を開いたその先に、垣間見えたのは青髪の男の横顔。見間違える筈が無かった。あの男こそ、我が仇。人魚の踵:カグラの胸に、抑えきれない殺意と悲しみが湧き上がる。震える手で、彼女は怨刀を強く握る。今こそ、長き宿怨に終止符を。駆け出した彼女の前に、また新たな扉が立ち塞がる。 |
名稱:ゼレフ(瑟雷夫 — Zeref)
種族:闇 屬性:人類 615:ゼレフ『』
枯れ果てた森の中、その奥へと向かって歩くゼレフ。史上、最も凶悪な魔導士と呼ばれた彼は、扉の前へと辿り着く。歩み寄る彼を迎え入れるかの様に、その扉は自ずと開かれていく。彼は、ゆっくりと扉の中へと歩み入る。目を閉じ、扉の中に広がる闇に身を委ね、深く沈んでいく。悲しみに満ちた死を、引き連れて。 616:黒魔導士ゼレフ『』
無数の扉が並ぶ、長い、長い回廊を歩く黒魔導士ゼレフ。扉の世界が生み出す悪意さえ、彼の前では為す術無く、死の捕食へと飲み込まれていく。やがて辿り着いた一つの扉。彼を拒む様に固く閉ざされたその扉。この世界も、やがて死ぬ。扉越しに語りかける彼の言葉に、妖精達の長は答える。彼等は必ずここに来ると。 |
322:ハッピー 名稱:ハッピー(哈比 ─ Happy)
種族:妖精 屬性:火 『』 相棒である桜色の髪をした魔導士と共に、扉の調査へと出掛けたエクシードのハッピー。だけど、見る限りは特に何の変哲も無い扉。途方に暮れ、お腹も空いたし、ギルドへ帰ろう、と、相棒の方へと振り向いた時、大気を揺さぶる程の轟音が扉の先から響き渡った。危険を訴える彼の声は、相棒の耳にはもう、届かない。 323:ニチヤ 名稱:ニチヤ(二夜 ─ Nichiya)
種族:妖精 屬性:水 『』 ギルド・青い天馬<ブルーペガサス>に属するエクシードのニチヤ、そんな彼の鼻が捉えた危険な香り<パルファム>。同族であるエクシード達の身を案じ、颯爽とこの世界に舞い降りた。だけど、戦闘能力皆無の彼は、他のエクシード達に助けられた。彼は思う、そう、これこそが、友情の香り<パルファム>であると。 324:シャルル 名稱:シャルル(夏露露 — Carla)
種族:妖精 屬性:風 『』 予知能力を持つエクシードのシャルル、彼女の脳裏に浮かんだのは、不吉な映像。不思議な扉の先、傷ついた仲間達、崩壊する世界。偶然にも、数名の仲間達が扉の調査へと向かったばかりだった。予知した映像との繋がりに、胸をよぎる嫌な予感。彼女はパートナーである少女を促し、自らも扉の先へと向かった。 325:レクター 名稱:レクター(雷庫達 — Lector)
種族:妖精 屬性:光 『』 赤茶色の毛をしたエクシードのレクターは、親友のスティングの為に妖精の尻尾<フェアリーテイル>へ潜入調査中。火竜の異名を持つ魔導士、その強さの秘密を解き明かす為に、自らも飛び込んだ扉の先。目の前に広がる奇妙な光景、そこら中を飛び回る、見覚えのあるエクシード達の姿を前に、驚きを隠せずにいた。 326:フロッシュ 名稱:フロッシュ(弗羅修 — Frosch)
種族:妖精 屬性:闇 『』 蛙の着ぐるみを身に纏ったエクシードのフロッシュは、大好きなローグの為に妖精の尻尾<フェアリーテイル>へ潜入調査中。鉄竜の、その強さの秘密を解き明かす為に、自らも飛び込んだ扉の先、目の前に広がる奇妙な光景、そこら中を飛び回る見覚えのあるエクシード達の姿を前に、いつもの表情で驚いていた。 327:パンサー・リリー 名稱:パンサー・リリー(龐沙‧利利 — Pantherlily)
種族:妖精 屬性:無 『』 ギルドの片隅で剣を磨いていたのは、エクシードのパンサー・リリー。彼の背後に近付く、鉄の足音。優雅な騎士の嗜みに終わりを告げたのは、彼の相棒が浮かべた不敵な笑みだった。勝負事に興味はないが、相棒の頼みなら、と、渋々外へ。共に追いかけるのは、桜色の髪の背中。煙る足跡を辿り、扉の前へと共に走る。 328:プルー 名稱:プルー(普魯 — Plue)
種族:妖精 屬性:光 『』 吸い込まれた扉の中、星霊魔導士は反射的に腰の鍵束へと手を伸ばした。最初に触れた鍵を手に、無我夢中で門を開く。そして、光の中から姿を現したのは小犬座のニコラ。それは、彼女がプルーと呼び、大切にしている星霊。だけど、この星霊に、今のこの状況を打破するなんてことは、到底叶いもしなかった。 |